由々識の気まぐれ日記

JavaScriptプログラマ「由々識」が時々書くするブログ。 内容はJavaScript全般、Sleipnir関係。

Sleipnir 2.9.3 test2 の不具合検証

Sleipnir 2.9.3 test2 に不具合を見つけました。

■再現方法
  1. Sleipnir のタブを全て閉じ、about:blank のタブ1つのみにする。
  2. 以下のスクリプトを 1.xx 互換スクリプトとして実行する。
    var pnir = new ActiveXObject("Sleipnir.API");
    var id = pnir.NewWindow('about:blank', true);
    var doc = pnir.GetDocumentObject(id);
    doc.open();
    doc.write('<a href="http:\/\/www.google.com\/" target="_blank">NewWindow<\/a><br>\r\n');
    doc.write('<a href="http:\/\/www.google.com\/">ThisWindow<\/a>');
    doc.close();
  3. 「NewWindow」をクリックすると、アドレスバーの表示が「about:blank」から「http:///」に替わるだけでリンクが開きません。
  4. もう一度「1.」「2.」をやってからナビゲーションロックし、「NewWindow」をクリックすると、『このプログラムではこの Web ページを表示できません』と出る。
  5. もう一度「1.」「2.」をやってからナビゲーションロックし、「ThisWindow」をクリックすると、
    一見正常動作しているように見えるが、「about:blank」のタブのアドレスバーの表示が「http://www.google.com/」になっている。
再現おわり。

ちなみに、Sleipnir 2.9.3 正式版では再現しませんでした。
test1 は試していないのでわかりません。

以上、修正よろしくお願いします。> たば さん

「Sleipnir Assembly house for Kittens」を一般ベータ公開

みなさんお待たせいたしました。
SeaHorae プラグイン『Odd Eyes Installer』と公開サイトの「Sleipnir Assembly house for Kittens」を一般ベータ公開いたしました!

■『Odd Eyes Installer』とは?
Sleipnir の SmartInstaller のように、ボタン一発でスクリプト・プラグイン・スキンをインストールできるようにする SeaHorse プラグインです。
SmartInstaller と同様にインストールのリンクをクリックすると SeaHorse によって『Odd Eyes Installer』が起動し、ダイアログのボタンをクリックしていって、最後に Sleipnir を再起動するだけでスクリプト・プラグイン・スキンがインストールできます。
また、Sleipnir のプラグインマネージャやスキンマネージャからこれらが更新・アンインストールが可能なので、
初心者にも簡単にスクリプト・プラグイン・スキンの導入から管理までが公式プラグイン・スキンと同様に行えます。
■「Sleipnir Assembly house for Kittens」とは?
通称、“SAHK”、“猫鮫”と呼ばれています。
『Odd Eyes Installer』と、それを使用してインストールできるスクリプト・プラグイン・スキンを公開するためのサイトで、
将来的には一般ユーザーからスクリプト・プラグイン・スキンの投稿を受付け、第2の SUEC をめざします。
(現在、投稿ページ整備中のため投稿の受付は行ってません)
なお、ユーザーの安全を守るために『Odd Eyes Installer』はこのサイトでしか動作しないようになっています。
また、これら以外にも汎用設定ライブラリ『Settings Library Cait Sith』や、Si/Sar作成ソフト『Si/Sar Maker』も公開しています。
■『Settings Library Cait Sith』とは?
スクリプトの多くがその設定をスクリプトファイル内に記述しています。
そのため、『Odd Eyes Installer』をでインストールされたスクリプトを Sleipnir のプラグインマネージャ等で更新(アップデート)すると、
スクリプトの設定が初期化してしまい、また設定変更のやり直しになってしまいます。
これを防ぐためのライブラリが『Settings Library Cait Sith』です。
スクリプトの設定ファイルを各ユーザーフォルダに外部ファイル化することにより設定をユーザー毎に保存できるようになります。
そしてなんと!
『Settings Library Cait Sith』に対応したスクリプトはブラウザ上に表示されるオプション画面を操作することで設定変更ができてしまいます。
これにより、わざわざスクリプトファイルをテキストエディタで開いて編集する必要が無くなり、
初心者でも簡単にスクリプトの設定変更ができてしまうのです。
ただ、『Settings Library Cait Sith』を使用するにはスクリプトをこれに対応させるように修正する必要があるので、
これを導入してもスクリプトがこれに対応していなければ使えません。
■『Si/Sar Maker』とは?
Sleipnir の SmartInstaller で使用される Si/Sar ファイルを作成するソフトです。
『Odd Eyes Installer』も Si/Sar に加工されたファイルを使用してスクリプト・プラグイン・スキンをインストールします。
将来、 SAHK(猫鮫)でスクリプト・プラグイン・スキンの投稿を受け付ける際は、
このツールを使って Si/Sar 化して投稿してもらう予定です。
こんな感じです。
Sleipnir のテスト版の検証をサボってまで時間を費やしたプロジェクトが遂にオープンプロジェクトに移行し、
発起人としては嬉しいかぎりです。
ここまで来られたのもメンバーのみなさんのお力があってこそです。
みなさん、本当にありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いいたします。


一般ユーザーの皆様におかれましては、
よろしければフォーラムにて要望・不具合などをお寄せください。質問も OK です。
(フォーラムの書き込みにはユーザー登録が必要です。)
まだまだベータ公開の段階であちこち工事中ですが、
今後とも「Sleipnir Assembly house for Kittens」をよろしくお願いいたします。


(追記 2009/08/24 17:18)
既存の SUEC との住み分けですが、
今のところどうするとも決めておらず、暗黙のうちに共存する方向で進んでいる状態です。
ちなみに、プロジェクトメンバーの中には SUECの人 さんも入っていたりします。

Sleipnir のサードパーティー製プラグインのインストールを楽にするための考察

私を初め、たくさんの人が Sleipnir 用プラグイン・スクリプト・スキンを作成・配布していますが、
いつも思うのはやはり

もっと楽にインストールできるようにしたい!

ということです。
というわけで、今回はインストールをもっと楽にする方法は無いかいろいろ考えてみました。

1.SmartInstaller をフェンリルのサイト以外に対応させる
一番簡単なのは、SmartInstaller の使用可能 URL を外部のフェンリル以外のサイトにも対応してもらうことです。
しかし、これはセキュリティの問題や、責任・権利問題など大人の事情で無理そうです。

2.ファイルをフェンリルのサイトに置かせてもらう
SmartInstaller の使用可能サイトがフェンリル内限定なのを変えられないのなら、
ファイルをフェンリルのサイトに置かせてもらって公開する方法が考えられます。
しかし、これもセキュリティの問題や、責任・権利問題など大人の事情で無理そうです。

3.SmartInstaller の機能をプラグインにエミュレートさせる
ようは、SmartInstaller のやっていることをプラグインなりスクリプトなりを作って、SmartInstaller と同等の処理をさせようということです。
そうすれば、プラグインなどを GUI からアンインストールしたりできます。
しかしこれにも問題というか、壁があります。
まず、SmartInstaller はプラグインをインストールする際、si ファイルと sar.gz ファイルというファイルを扱います。
si ファイルというのはインストールの指示書のようなもので、このファイルの表記のとおりにインストールされます。
sar.gz ファイルの方は一種の書庫ファイルで、プラグインのファイルが入った sar ファイルを gz 形式で圧縮したものです。
で、ここで問題になるのが sar.gz ファイルです。
これを解凍してさらにその中の sar ファイルの変換・展開するのをスクリプトにさせようと考えたのですが、
全く方法がわからないのです。
gz ファイルへの圧縮はツールを使うので良いのですが、解凍はスクリプトにさせねばなりません。
スクリプトから DLL を使う方法も探したのですが、橋渡し的なツールを別途インストールする方法ぐらいしか見つかりませんでした。
sar ファイルの方はブラックボックスのため、変換・展開の両方が不可能です。
というわけで、これらの問題が解決しない現状では無理そうです。
将来、SDK と一緒に sar ファイルの仕様が公開されれば良いのですがそれも無理そうです。

4.独自のインストール形式を作る
SmartInstaller がブラックボックスなら、独自の形式を新たに作るという手段があります。
仕様の基本的な部分は SmartInstaller をまねて、
si ファイルを Web上にリンクとして配置し、クリックすることで指定のファイルをダウンロード、解凍、インストールさせます。
具体的な仕組みとして、
ダウンロードさせるファイルを任意の場所に配置。
プラグイン配布ページは si ファイルをリンクとして配置。
(これは SmartInstaller と同じ。)
そのページを SeaHorse スクリプトによる書き換えで、
リンクをクリックすると si ファイルの URL を引数にローカルのスクリプトを起動するように変換。
(URI アクションを利用しても良いが、SeaHorse の方がユーザー側は導入が楽)
この状態で si ファイルのリンクをクリックすると、
ローカルにあるスクリプトが起動し、引数の URL の si ファイルをダウンロード・解釈し、
si ファイルに記載されているファイルをダウンロード・展開・インストールする。
とまあ、こんな感じです。
で、この方式にもやはり問題があります。
一つ目は、リンクをクリックしてローカルのスクリプトを起動させることが SeaHorse にできるかということです。
たしか、方法があったような気がするのですが、やったことないのでなんともいえません。
まあ、最悪の場合は URI アクションを使えば良いのですが。
二つ目は、ファイルの展開(解凍)です。
配布ファイル本体は圧縮して書庫ファイルにして Web 上に置くわけですが、
これをスクリプトが展開(解凍)する手段がありません。
いったいどうするか。
これは、どんな書庫形式でも良いのでとにかくファイルを展開(解凍)するAPI を Sleipnir.API に実装してもらうという手があります。
ファイルを展開(解凍)する機能ならば大人の事情も邪魔しないはずです。
三つ目はアップデート・アンインストールをどうするかです。
SmartInstaller のように専用のマネージャーが作れれば良いのですが、今の私にはノウハウがありませんし、
美しい GUI を作るセンスもありません。
なので、これに関しては他の人に別途作成を依頼するかもしれません。
958氏作の About Seahorse をまねればできそうな気はするのですが・・・。

ちなみ余談ですが、これは独自フォーマットですから、本家の SmartInstaller には無い機能を付けることもきます。
例えば、インストール終了時に任意のテキストファイルを開いたり、
インストール終了時に任意のページを開いたり、
インストールと同時にスクリプトを実行させたり(危険!?)。
いろいろできます。


こんな感じでしょうか。
・・・、と忘れるところでした。
上記 4 つの方式に共通した問題がまだ一つあります。
それは、スクリプトをアップデートすると、
スクリプト内を書き換えて変更した設定が消えてしまうことです。
当たり前のことですが、これは結構不便です。
というわけで考えてみたのですが、
アップデート時に、古いスクリプト内の設定部分のみを新しいスクリプトの設定部分にコピーできないでしょうか。
まず考えられる方法としては、
SeaHorse のタグのような感じでスクリプトの設定部分に始点と終点となる文字列を記入し、
アップデートの際にその部分を丸ごとコピーすると言う方式です。
しかし、この方法には一つ欠点があります。
バージョンアップの際に、設定項目が増えた場合に対応できません。
ではどうするか、
スクリプトの設定部分に始点と終点となる文字列を記入し、その中の変数の値部分の文字列を抽出してコピーするようにすれば良いのです。
しかし、やはりこれにも欠点があります。
スクリプトを書く人によって、設定部分のフォーマットが違うのです。
なので、ある程度フォーマットを決めておく必要があるでしょう。


とまあ、ここまで色々書いたわけですが、一番現実的な「4.」の手法を実現するにはやはり書庫ファイルを解凍する Sleipnir.API が必要不可欠です。
なので、現段階では「4.」も実現不可能です。

というわけで、フェンリルの皆さん。
どんな圧縮形式でも良いので、書庫ファイルを解凍する Sleipnir.API をよろしくお願いします。



(2009/01/26 23:15 追記)

sar ファイルの仕様が判明したため、
現在、「3.」の方法でプロジェクトを進めています。GZ 形式の解凍の件も解決しました。
インストーラーは SeaHorse スクリプトで作成しており、後は細部の修正のみの所まできています。
sar ファイルの生成に関しても目処が立ちました。
ただ、最終的に公開できるのかはまだわかりません。

最前面機能廃止についての続き(追記あり)

Sleipnir 2.7.2 test5 で実装された最前面機能が test8 以降で仕様変更で使えなくなった件について書きたいと思います。

まず、事の経緯から整理しますと、
2ch のスレにてかねてから要望があった最前面機能が Sleipnir 2.7.2 test5 にて実装され、
私がこの test5 紹介記事にて最前面機能に反対し、セキュリティ上の危険を指摘をし、
それからしばらくたった test8 にて同機能は仕様変更により使えなくなりました。
そして、フェンリルからこの件に関する説明が全く無いので事の真偽は不明ですが、
この機能の欠陥を指摘した唯一の人間が私であったため、
私の発言により最前面機能が封印された可能性が高いということで、
フェンリルに対する非難と、フェンリル対して説明を求める書き込みで
2ch のスレが炎上したわけです。
(私に対する非難も数レスありましたが・・・)


次に、この時指摘したセキュリティ上の欠陥をもう一度ご説明します。
Sleipnir の最前面機能を有効にして Sleipnirスクリプト を実行した場合、
Sleipnir スクリプトの一部のダイアログがアクティブな状態のまま Sleipnir の後に隠れてしまい、
その状態で Enter キーを押してしまうとダイアログが見えない状態でダイアログのボタンが押されてしまい、
ユーザーの意図しない動作が起きかねないというものです。

それじゃあ、最前面機能が付いているソフトは全部危険なのか?

そういうわけではありません。
Sleipnir の最前面機能が危険なのは、そのウィンドウの大きさです。
そもそも最前面機能というのは、小さなウィンドウを画面の隅に常時表示させるための機能なわけですが、
画面の隅にあるわけですから、ダイアログが画面中央に現れても邪魔をしないので、
安全性には全く問題はありません。
ところが、ブラウザというソフトは Web ページを閲覧するという性質上、ウィンドウが大きく、
画面中央が隠れてしまいます。
ダイアログのほとんどは画面中央に表示されるため、
ダイアログがブラウザウィンドウの後ろに隠れるという状況が発生するのです。

以上が先日指摘したセキュリティ上の欠陥です。


スクリプトのダイアログごときで本当にセキュリティ上の欠陥になるのか?

実は、ここからが今回の記事の本題だったりします。
確かに、私が作るスクリプトの一部が誤動作を起こす恐れがあるくらいで、
最前面機能が封印されるというのは説得力に欠けます。
私が作るスクリプトを使っているユーザーは Sleipnir ユーザーの極々一部でしかありません。

しかし、つい先日に気がついたのですが、
よく考えたら、セキュリティ関係の常駐ソフト、例えばウィルス対策ソフトやファイアウォールソフトなどのダイアログも隠れてしまう可能性もあります。
隠れるだけではありません。
ダイアログがアクティブな状態のまま Sleipnir の後ろに隠れて表示されるのです。
アクティブな状態ですから、見えなくても Enter キーを押せばダイアログのボタンが押せてしまいます。
そして、もしこのダイアログが
『このファイルは危険である可能性がありますが実行しますか?』
というようなものだったとしたらどうでしょう。
ダイアログのボタンのフォーカスが「いいえ」にあれば大丈夫ですが、
全てのセキュリティソフトでそうなっている保証はありません。
また、セキュリティソフト側でダイアログに最前面属性を付けていればこの問題を防げますが、
数多とあるセキュリティソフト全てがそうなっている保証もありません。

というわけで私の推測では、

最前面機能が封印された理由は、私のスクリプトの誤作動の可能性ではなく、
むしろセキュリティソフトのダイアログ対策なのではないか
と思います。

しかし、そうなると最前面機能がこの先復活する可能性は低そうです。
ダイアログが隠れずに最前面表示できれば良いのですが・・・。



(2008/07/30 1:40 追記)

先ほど 2ch のスレを見ましたが、まだこの話題が続いているようです。
これは私の価値観の押し付けかもしれませんが、
現在行われれている最前面機能の賛成派と反対派の議論はあまり良いものには思えません。

まず反対派の主張である、「自分には不要だから反対」というのはいかがなものかと思います。
「自分に不要な要望を実装する時間があるなら自分の要望を」などという主張もとても自己中心的です。
またこれを「開発者が大変」などと言うのも、開発者にとっては余計なお世話です。
要望を実装するかどうかの決定をするのはフェンリルであり、ユーザーではないのですから。
なので、議論はあくまでその要望が実装された場合の長所・短所を出し合う形で行われるべきです。
そして、その出された長所・短所を、フェンリルが要望を実装するかどうかの判断の参考にしてもらうのが我らユーザーのできる限界です。
それ以上のことをする権限は我々ユーザーにはありません。
ユーザーは口は出せても、それを強制する権限は無いのです。
それがフリーソフト開発者とユーザーの関係です。
いついかなるときも、このことを忘れてはいけません。

次に、賛成派ですが、一部の人だけですが誠意がない人がいます。
フェンリルに対してはまるで自分の主張が通って当然というようなもの言いです。
あなたはフェンリルの顧客ではないのですよ。
例え、企業だから責任があるなどという主張をしたとしても通りません。
法的には一個人も法人も責任は同じです。
例え営利団体であっても、売買契約が無ければ関係無しです。
ユーザーはあくまでも「使わせてもらっている」側であり、
「使ってあげている」側ではないのです。
いついかなるときも、このことを忘れてはいけません。


さて、ここまで読んだ人の中には

「おまえも『自分には不要だから反対』したんじゃないのか?」

と思われる方もおられるかもしれませんが、それは違います。
確かに、私は 最前面機能不要派 です。
しかし、それを理由に反対したわけではありません。
反対理由はあくまでもセキュリティ上の問題だけです。
つまり私個人としては、セキュリティ上の問題が解決されれば 最前面機能 の実装に反対する理由は無いのです。
それどころか、なんとかセキュリティ上の問題をクリアして最前面機能を実装する方法はないかとさえ思っています。
また、これはフェンリルの方々も同じはずです。
ソフトウェア開発者というのは、1人でもユーザーに喜んでもらいたいと思って開発しています。
実装者の たば さんもきっとその思いを胸に最前面機能を実装したことでしょう。
それが今回、セキュリティ上の理由(と推測される)で封印されてしまったわけで、
たば さんもきっと残念で、今でもなんとか問題をクリアする方法は無いか探していることと思います。
なので私は たば さんの苦労が報われて、問題がクリアされた上で最前面機能が実装されることを望みます。

FUM-2nd 先行公開プラグイン4種をそれなりに検証!

第2回フェンリルユーザーミーティング(以下、FUM)で先行公開されたプラグイン、の4種をレビューいたします。

■Super Drag Extension リリース候補版

今回の FUM で先行公開されたのは、既に「フェンリル | ラボ」にて公開されているもののリリース候補版です。
まず、このプラグインがどういうものかは、こちら を参照してください。
それでは、Super Drag Extension がどれだけ高性能になったか見ていきましょう。

まず、オプション画面です。
左が Sleipnir オプションの Super Drag Extension の項目。
右がオプション画面の [詳細設定(D)...] ボタンを押した時に表示される詳細設定画面です。
Super Drag Extension 0.9.2 スクリーンショット01 Super Drag Extension 0.9.2 スクリーンショット02
従来のバージョンでは設定ファイルを直接編集しないと変更できなかった補助メニューのカスタマイズが GUI から可能になっています。
なお、従来のバージョンで設定画面を開くアクションだった「SuperDragOption」を実行すると、詳細設定画面が表示されるようになっています。
詳細設定画面を直で開きたい時は便利でしょう。
また、ドロップ方向に [ 何もしない ] が割り当て可能になっていたり、
Super view で開くかどうか各アクションごとに設定可能になっています。

新機能・仕様変更としては、
  • [Alt] + ドロップの廃止
  • [HOME] + ドロップの廃止
  • 保存ファイル名に [1] が付かない様に。
  • 「規定の場所に画像を保存」機能。
  • 「外部からのドロップ」に Super View が追加。
  • 「選択した文字をクリップボードに追加するときに改行を入れる」オプションの追加。
  • 設定ファイルの仕様・ファイル名変更。
などがあります。
特に、「設定ファイルの仕様・ファイル名変更」はスクリプト製作者にとっては重要でしょう。
拙作の「検索スクリプトを生成」スクリプトも使えなくなっています。

設定ファイルはどうなっているでしょうか。
前述のとおり、設定ファイルは仕様が変更されています。
例えば、SuperDragKey.dat の「キーワードをウェブから検索」は次のようになっています。

*|Web|SleipnirSearch.ico|キーワードをウェブから検索|UTF8|true|↑↓←→|true|true||http://www.google.co.jp/hws/search?hl=ja&client=fenrir-sub&channel=selection&adsafe=off&safe=off&lr=lang_ja&q={all}

有効・無効|キー|アイコン|名前|エンコード|URLエンコード|ドラッグ方向|新しいウィンドウで開く|ウィンドウをアクティブにする|SuperView|リクエスト|パラメータ

見づらいかもしれませんが、スクリプトの開発の際の参考になれば幸いです。

次に、不具合です。

・選択文字列に中国語の文字などが含まれていると、引数が文字化けする。

これはなんとかしてほしいですね。

次に要望です。

・詳細設定の「リンク」タグで、画像関係のアクションとリンク関係のアクションが別々に『↑↓←→』を設定されるのに、同じリストに入っているからまぎらわしい。
 せめて、画像関係のアクションは青色文字にする等して判別できるようにしてほしい。

・エンコードは Sleipnir オプションの検索エンジンリストように、単純に「URL_ENCODE」「EUC-JP」「UTF-8」から選ぶ方式の方がわかりやすい。

・「SuperView」にチェックを入れたら、「新しいウィンドウで開く」と「ウィンドウをアクティブにする」のチェックが自動で外れるようにした方がわかりやすい。

・「パラメータ」欄が狭すぎる。スクリプトを起動させる場合などは、パラメータは結構長くなります。

・「アイコン」はコンボボックスにして選択することもできるようにしてほしい。

・検索エンジンリストから検索エンジンを選択するだけで、任意の検索エンジンで選択文字列を検索するアクションを登録できたら良い。
 (それまでは拙作の「検索スクリプトを生成」で対応したいと思いますが、やはり GUI で登録できるのが一番かと)

■Nun Extension ベータ版

このプラグインは、エクスプローラバーのフローティング表示を実現するものです。
フローティング表示というのは、上から被さるように表示することで、
エクスプローラバーを表示する際にページの描画が変化しません。
そして、エクスプローラバーが表示されている状態でビューをクリックすると、自動でエクスプローラバーが閉じるようになっています。
また、デフォルトでは Dock にも被さるようになっていますが、設定で被さらないように変更が可能です。
それから、エクスプローラバータブはフローティング表示されないみたいです。
某所の情報によれば、無理なようで少し残念ですね。

本当はスクリーンショットを載せたかったのですが、その辺は他の方のレビューを参考にしてください。
(↑手抜き(汗))

次に不具合です。

・エクスプローラバーとエクスプローラバータブを連動させていると、ビューをクリックしたときにエクスプローラバーと一緒にエクスプローラバータブも消えるのですが、
 Headline-Reader を開いている時に、ビューをクリックしたら、エクスプローラバータブだけ残ってしまいました。

次に要望ですが、
できることなら、エクスプローラバータブもフローティング表示するようにしてほしいです。
ここだけが不満点なのでもったいないです。

■Headline-Reader Plugin 1.2.5

新機能として、スパム対策機能がつきました。
FUM での配布資料によれば、
スパムフィルタを適用する URI を [ 前方一致 ] [ 部分一致 ] [ 完全一致 ] で登録することにより、
次回更新から登録されたフィルタによってスパム記事は除外されます。既に受信済みの記事に
関しては一括でスパムフィルタを適用することもできます。

・主にブログ検索経由で受信されるスパム記事をフィルタする目的に使用。
・比較方法は [ 前方一致 ] を推奨(検索速度が速い)。
・定期的にフィルタの保守ができるように [ 最終発見日時 ] [ 発見回数 ] などがリスト表示されます。
とのこと。
で、実際に試してみようと思ったのですが、使い方がいまいちわかりませんでした。
フォーラムのRSSで、任意の投稿者の発言を削除しようとしたのですが、投稿者名を入力してもフィルタされませんでした。
う〜ん、わからん。

■Panning Extension ベータ版

これは、Adobe Reader などの Pan 機能を実現するプラグインです。
ドラッグ操作で上下左右斜め方向へ画面スクロールが可能になります。
デフォルトは SPACE キーで Pan モードになり、Sleipnir オプションからキー割り当ての変更ができます。
なお、SPACE キー以外にも Shift ,ctrl ,Alt ,Scroll Lock に割り当て可能ですが、
柏木社長の強いこだわりで、SPACE キーがデフォルトのようです。

なお、FUM 配布資料によれば、既知の不具合として

・Gmail など JavaScript を使用したページでクリックに反応してしまう。
・Pan モード使用時に入力ボックス上でクリックしたときに Pan モードが解除されてしまう。

があるようです。

それ以外の不具合は特にみあたりませんでしたが、
ドラッグしてスクロールしている間に出る音がうるさいですね。
不具合ではないですが音がでなくしていただけるとありがたいです。
あと、要望ですが、
Space キーではなく、マウスのホイールボタンを割り当てられたら使いやすいかなと思いました。
まあ、これはマウス側の設定でもできるのですが、Sleipnir で設定できた方がお手軽かと思います。


以上で検証終わりです。

なにはともあれ、Fenrir の皆さん、お疲れ様でした。
タイトルどおり“それなり”な検証ですいませんが、お役に立てれば幸いです。

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作者:由々識

JavaScriptプログラマの由々識です。
主にSleipnirスクリプトを書いています。

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